2018年にイギリスで放送されたドキュメンタリー番組「直接対決!サッカー最強選手」について紹介します。
この番組は元サッカー選手4人が女性司会者のリードのもと、選ばれたふたりの選手のどちらがより優れた選手なのか議論して決める番組です。
ちなみに現地での番組タイトルは「World’s greatest head to head」
この番組は40代以上で子供のころからサッカーファンという方におすすめ。
なぜならメッシやロナウドなど最近のプレーヤーだけではなく往年の名プレーヤーが出てくるからです。
たとえばマラドーナやファンバステンについてリネカーやマテウス、ゾラなどが議論します。
つまり子供のころからサッカーが好きなオーバー40の多くが楽しめる番組です。
■ケリー・ケイツ
ケニー・ダルグリッシュの娘 。
ケニー・ダルグリッシュはスコットランド出身でセルティックとリバプールで活躍。
スコットランド代表として同国の歴代最多キャップおよび最多ゴールするを誇る名選手
6部門に分けて議論しそれぞれの部門でどちらの選手が優れているか多数決をとり、最終的に6つの部門のうち多く部門を取った方をより優れた選手であると決める方式です。
技術(Skills)
ゴール(Goals)
セットプレー(Set pieces)
チーム貢献度(Team player)
決定的瞬間(Big moments)
伝説(Legend)
なお、「直接対決!サッカー最強選手」はhuluで見ることが出来ます。
この番組は5つのエピソードがありますがhuluでは5つすべてのエピソードを見ることができます。
*このページの情報は2022年1月時点のものです。最新の配信状況はhuluのページにてご確認ください。
エピソード1 ロナウドVSメッシ
初めのエピソードではポルトガルのクリスチアーノ・ロナウドとアルゼンチンのリオネル・メッシについて議論されます。
2018年の番組ですのでロナウドはレアル・マドリードの選手、メッシはバルセロナの選手として紹介されています。
またお互い5回バロンドールを獲得していることも紹介されています。(ちなみに2021年の時点ではメッシが7回、ロナウドは2018年当時と変わらず5回)
■ライアン・ギグス
マンチェスターユナイテッドでロナウドとチームメイト
メッシとはチャンピオンズリーグ決勝で2度対戦
■ゲーリー・リネカー
■ジャンフランコ・ゾラ
■ジャーメイン・ジーナス
印象に残ったコメント
チーム貢献度の部門で司会者のケイツがロナウドと6シーズン一緒にプレーしたギグスにロナウドからパスはもらえるかと質問した時のギグスの答えが印象的でした。
「ほとんどない 正直言って」
エピソード2 ベッカムVSベイル
2番目のエピソードでは元イングランド代表のデイビット・ベッカムとウェールズ代表のギャレス・ベイルについて議論されます。
プレミアリーグで活躍したのちスペインに渡り、銀河系軍団レアル・マドリードでプレーしたふたりの選手の対決。
■ギグス
ベッカムとはマンチェスターユナイテッドで共にプレーし、ベイルとはウェールズ代表で一緒にプレーしている
■ジーナス
トッテナムでベイルと一緒にプレー、そしてイングランド代表のデビューの時にキャプテンだったのがベッカム
■ローター・マテウス
チャンピオンズリーグ決勝でベッカムと対戦
ブルガリア代表の監督としてベイルと対戦した経験あり。
■ゾラ
クラブと代表でベッカムと対戦経験あり
ウエストハムの監督としてスパーズにいたころのベイルと対戦した経験あり
印象に残ったコメント
決定的瞬間の部門の議論の際にマテウスが1999年にバルセロナで行われたマンU対バイエルンミュンヘンのチャンピオンズリーグ決勝の試合についてコメントします。
「ベッカムにはマンUとの試合で悪い思い出があるし、マンUにとっては決定的な瞬間でした。今も99年にバルセロナで行われたチャンピオンズリーグ決勝は話題に出ます。」
このコメントが出たときに司会者も含めて他のみんなが笑うシーンが印象的でした。
エピソード3 ペレVSマラドーナ
3番目のエピソードではブラジルのペレとアルゼンチンのディエゴ・マラドーナについて議論されます。
ペレは17歳でワールドカップ優勝を経験。マラドーナは印象に残るゴール(「神の手」と「5人抜き」)を決めた86年メキシコでのワールドカップでアルゼンチンにとって史上2度目の優勝を経験。
ブラジルとアルゼンチンそれぞれの国を代表する10番同士の対決。
■ギグス
■リネカー
アルゼンチンが優勝した1986年のメキシコワールドカップで得点王を獲得。
マラドーナが「神の手」と「5人抜き」のゴールを入れたのが準々決勝で対戦したイングランド。
もちろんリネカーもその試合でプレー。
アルゼンチンが2対1で勝利しているがイングランドの1点はリネカーのゴール。
■マテウス
1990年イタリアワールドカップでキャプテンとして優勝を経験。86年および90年のワールドカップ決勝でアルゼンチンと対戦している。
■ゾラ
ナポリでマラドーナと一緒にプレー。
印象に残ったコメント 1
リネカーが1986年メキシコワールドカップの準々決勝でマラドーナの5人抜きのゴールについてコメントしています。
「あれにはすごい技術が必要です。現場にいればあのピッチが最悪だと気づく
あんな形で抜けるなんてすごい才能です。」
印象に残ったコメント2
マテウスが86年ワールドカップでのマラドーナについて語った際のリネカーとのやりとりが印象的です。
マテウス「決勝では私が相手だったので無得点」
リネカー「ありがとう。おかげで私が得点王だ。」
エピソード4 ジダンVSプラティニ
4番目のエピソードではジネディーヌ・ジダンとミシェル・プラティニについて議論されます。
フランス代表の10番同士の対決。
プラティニはフランスをユーロ(UEFA欧州選手権)で初優勝に導いた立役者。
いっぽう、ジダンはフランスをワールドカップで初優勝に導いた立役者。
■ギグス
チャンピオンズリーグで7回ジダンと対戦経験あり。
■リネカー
■マテウス
プラティニ、ジダンどちらとも対戦経験あり。
■ジーナス
印象に残ったコメント
チーム貢献度の部門でプラティニについてマテウスが語ったコメントが印象的でした。
「チームがうまくいっていないとき、仲間への態度が良くなかった。
不満を態度に出すところが好きじゃない。
仲間を鼓舞するのが貢献です。
プラティニはいら立ちをあらわにする時があった」
エピソード5 ファン・バステンVSクリンスマン
最後のエピソードではオランダのマルコ・ファン・バステンとドイツのユルゲン・クリンスマンについて議論されます。
ヨーロッパの優秀なセンターフォワードである二人の対決。
■リネカー
二人と対戦経験あり。
■ジーナス
■ゾラ
二人と対戦経験あり。
■マテウス
クリンスマンとは90年イタリアワールドカップで西ドイツが優勝した際のチームメイト。
印象に残ったコメント
技術の部門でマテウスがクリスマンは技術が彼の長所ではないとコメントした際に他のメンバーから少し笑いがおこります。
「クリンスマンの技術は高くない。
気持ちでプレーする。
いるべき場所はわかるが技術が長所じゃない。
でも常に全力で戦うから仲間を鼓舞し諦めないところが彼の長所です。」
「直接対決!サッカー最強選手」を無料で見る方法
今回紹介した「直接対決!サッカー最強選手」はhuluで見ることが出来ます。
huluには無料のお試し期間がありますのでぜひその期間を利用してこのドキュメンタリー番組を見てください。
*このページの情報は2022年1月時点のものです。最新の配信状況はオフィシャルページにてご確認ください。
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