こんにちわ。たろうです。
私はアメリカに留学していた時に英語の勉強もかねて、たくさんの映画を見ていました。
初めは勉強の為でしたが映画を見ることが好きになり、今は動画配信サービスを利用して色々な映画を見ています。
今回は「ライド・ライク・ア・ガール」という映画について紹介していきたいと思います。
なお、「ライド・ライク・ア・ガール」はHuluで見ることが出来ます。
*このページの情報は2021年12月時点のものです。最新の配信状況はオフィシャルページにてご確認ください。
(C)2019 100 to 1 Films Pty Ltd
引用元 映画.com
「ライド・ライク・ア・ガール」
2019年オーストラリアで公開
日本では2020年に公開
実話をもとにした映画
監督:レイチェル・グリフィス
主演:テリーサ・パーマー
映画「ライド・ライク・ア・ガール」のあらすじ
日本より競馬が盛んなオーストラリアで最高の栄誉とされるメルボルンカップ。
2015年に女性として初めてこのレースに勝利したミシェル・ペインの半生を描いた感動の映画。
なお1861年にスタートしたメルボルンカップの歴史の中でこのレースを制した女性ジョッキーは2021年現在、ミシェル・ペインただ一人だけ。
10人兄弟の末っ子として生まれたミシェル。生後間もなく母親が交通事故により亡くなってしまいますが父親そして兄姉に囲まれて健やかに成長する。
姉たちも含めて兄弟のほとんどが競馬関係の仕事につくなか、ミシェルも小さいから自然とジョッキーにあこがれを持つようになる。
姉の一人が落馬により命を落としたり、自身もゴール直後の落馬により選手生命が危ぶまれる重症を負ってもなおオーストラリア最高峰のレースであるメルボルンカップを目指し奮闘するストーリー。
映画「ライド・ライク・ア・ガール」の感想
たろうの採点:3.5 (最高は5)
落馬によって大けがや最悪の場合、死にいたることもある競馬の世界。
またジョッキーだけではなく調教師やオーナーも男性がほとんどを占める中でセクハラを含め女性軽視をはねのけて目標に向かって努力する姿に心打たれました。
頭蓋骨骨折で一時は自分の名前のスペルも思い出せないほどの重症を負いながらも不屈の精神で目標に向かって立ち向かい、ついに女性騎手として初めての栄冠を手に入れる姿は多くの人の心をひきつける内容だと思います。
事実に基づく映画ですので映画のクライマックスであるメルボルンカップのレースシーンは結果がわかってはいますがそれでも感動するシーンでした。
おすすめポイント
海岸線を馬で走るシーンの美しさは圧巻。
またレースのシーンはとても臨場感があり見ごたえがあります。
ダウン症の一つ上のお兄さんスティーヴィーとの兄弟愛もこの映画の重要なポイントになりますが、スティーヴィ役はスティーヴィ・ペイン本人が演じています。
ちなみに映画タイトルですが、オリジナルのタイトルも「Ride like a girl」。
私が子供のころに運動ができない男子に対して「女子みたいな走り方」、「女子みたいな投げ方」という表現を聞くことがまれにありました。(今でもあるのかな?)
この映画のタイトルはそのような、女性は運動が不得意という今までの意味合いでの使われ方の「女子のように馬に乗る」というネガティブの意味とメルボルンカップを制したミシェル(女性)のような馬の乗り方、つまりチャンピオンのような馬の乗り方というポジティブな意味、両方の意味を持たせたタイトル付けになっていると私は思っています。
印象に残ったシーン・セリフ
印象に残ったシーン
クライマックスのメルボルンカップのシーンはミシェルが控室で緊張している場面からレースが終わるまでの場面まで見ている側もハラハラドキドキするとても印象深いシーンです。
印象に残ったセリフ1
ミシェルがまだ子供のころに兄のパトリックがメルボルンカップに出場することになります。
早朝に家を出る直前、自分に対するオッズが高く(つまり勝つことを期待されていない)ナーバスになっているパトリックに対して父親が言ったセリフが印象的です。
「大切なのは自分がつけるオッズだ」
他人が賭け事の為につけた評価(オッズ)に惑わされるのではなく、自分の実力をどこまで信じる事ができるかが大切であることを伝えるセリフが心に刺さりました。
印象に残ったセリフ2
ミシェルが初めてのレースに向けてトレーニングをしている時に父親からジョッキーの心構えのレッスンを受けます。
「スピードだけの問題じゃない。大事なのは忍耐だ。」
「忍耐」という言葉はこの後も何度か出てきます。
そしてこの忍耐こそが頭蓋骨骨折を含めていくつもの怪我を負いながらもあきらめずに夢の舞台であるメルボルンカップにたどり着くことができた大きな要素であり、またそのレースで勝負のタイミングを見計らう事ができた要素であったと思います。
印象に残ったセリフ3
後にメルボルンカップでミシェルが騎乗することになる馬と初めて対面した際にオーナーにレースで乗らせてほしいとお願いするシーンでのセリフがとても印象的です。
オーナーは断る理由として彼女の健康面について問いかけます。
「ミシェル 君は頭蓋骨を折った。背骨や両ひじ、首もだ。無傷な部分があるか?」
それに対してミシェルはこう答えます。
「勝つ力よ」
体は傷だらけでもレースで勝つ能力は傷ついていないと自信を持って答えるセリフに心打たれました。
こんな人におすすめ
逆境に立ち向かい成功するストーリーが好きな人
馬が好きな人
競馬に興味がない人にもぜひ見てほしい映画です。
みんなのレビュー
ツイッターに投稿されているこの映画の感想をいくつか紹介させていただきます。
ライドライクアガールを観賞しました
— Sleep (@horror_tripp) July 20, 2020
レースシーンやビーチを走る美しい風景を映画館で観るだけでも価値があります
特筆すべきは兄のスティーヴィーの存在が本当に心地良く、ミシェル騎手にとっての大きな支えだと感じます
なんとご本人が演じているそうです
レース前に勝つと即答した彼が最高でした pic.twitter.com/Xq3qHoFnNt
競馬はわからないけど、ライドライクアガールめちゃくちゃいい映画だった😭
— らいる (@Ra_i_ru_13) December 4, 2021
競馬ファンなら一度は見たほうが
— ヒデキチ (@hide_slotter) November 19, 2021
いい衝撃の実話映画!
「ライドライクアガール」
フェイムゲームが1番人気で出走した
時のレースだったのね! pic.twitter.com/2AQdjxlfp7
映画 ライドライクアガール
— 一気痛感(*_*) (@wD1cilP3Xf76lIU) September 28, 2021
何回見ても泣けるし、いい話や~😭波打ち際を走るシーンどメルボルンカップ
最後の直線シーンは👍
映画「ライド・ライク・ア・ガール」を無料で見る方法
今回紹介した映画「ライド・ライク・ア・ガール」はhuluで見ることが出来ます。
huluには無料のお試し期間がありますのでぜひその期間を利用して映画を見てください。
*このページの情報は2021年12月時点のものです。最新の配信状況はオフィシャルページにてご確認ください。
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